(2022年9月16日発行)
◆オンラインセミナーのご案内(お申込みフォームあり)◆
去る9月8日に「自分で決めるiDeCo」講座を開催しました。ご参加下さった皆様、ありがとうございました。次回は28日の「NISAを知ろう」です。まだお申込み可能です。よろしければ是非ご参加ください。
<講座概要>
「NISAを知ろう~初めて聞く人の為に~」
●日時:9月28日(水)11:00~12:00
●定員:50名(先着順)
●講師:鵜澤孝子(FPの会)
※Zoomによるオンライン講座です。
※参加費:無料
※お申込:下記申込フォームより↓
※申込締切:9月23日(金)
※申込〆切後、9月26日を目途にZOOM情報等のご案内を致します。
メールが届くまでしばらくお待ちください。
<お申込フォーム>
https://forms.gle/QeMqWZnQWmYeHjEL9
◆後期高齢者の一部の方の窓口負担割合が2割に変わります◆
来る10月1日から、後期高齢者医療制度の被保険者である75歳以上の方等で、一定以上の所得がある方は、医療費の窓口負担割合が1割から2割に変わります。今日は、対象となる方と、変更と同時に始まる配慮措置について、ポイントを確認します。
◆新たに窓口負担割合が増えるのは…
今回自己負担割合が増えるのは、以下の1~3の要件全てにあてはまる方です。
- 現在現役並み所得(課税所得145万円以上)でない
- 世帯内の75歳以上の方等のうち、課税所得が28万円以上の人がいる
- その世帯の「年金収入+その他の合計所得金額」が、単身(1人)世帯の場合200万円以上、複数(2人以上)世帯の場合320万円以上ある
今回窓口負担が2割に増える方は、全国の後期高齢者の被保険者全体の2割程度と言われています。該当する方は負担割合が「2割」と記載された被保険者証が新たに交付されますのでご確認ください。
◆窓口負担額には上限が設けられ、負担額が軽減されます(3年間)
窓口負担額割合が上がったことにより、外来診療の窓口負担額は増えることになりますが、1か月の負担増は3,000円までに抑えられます(入院医療費は対象外)。例えば、これまでと同様に通院したが、窓口負担割合が上がったために窓口での負担額が5000円/月増えてしまった場合は、窓口負担増の上限3000円を超えた2000円が、高額療養費として払い戻されます。一つの医療機関での受診で負担額が3000円を超えた場合は、超えた分は窓口で払う必要はありません。なおこの配慮措置は令和7年9月30日までの3年間行われます。
今回の措置により、該当者は高額療養費として払い戻される口座の登録が必要になります。加入している各都道府県の広域連合や市区町村から手続きの書類が届いた方は、手続きするようにしてください。なお、この書類は必ず「郵送で」届くそうです。電話やメール、訪問で手続きを促されることは絶対にないそうですので、詐欺にご注意ください。
<参考:還付金詐欺の対策チラシ↓>
https://www.mhlw.go.jp/content/12400000/000890744.pdf
(青山)