(2024年7月19 日発行)
例年より期間の短い梅雨が明けました。夏本番、酷暑が続きそうです。どうぞ体調管理にお気を付けください。
◆知っておくと安心!相続税がかかるかどうかが簡単に判定できるサイト
相続税は、亡くなった方の財産を相続などにより取得した場合に、その取得した財産に課される税金です。相続した財産の合計額が「基礎控除額」という一定の金額を超える場合に課されます。
令和4年度の相続税の課税件数割合(年間の課税件数÷年間死亡者数)は9.6%でした※。つまり、約10%の方は相続税が課税されましたが、残りの90%の方は相続税が全くかからなかった、ということになります。
※財務省パンフレット「もっと知りたい税のこと」(令和6年6月版)
「我が家の場合、相続税がかかるか否か?」を確認するのに便利なのが、国税庁のホームページにある「相続税の申告要否判定コーナー」です。このコーナーで法定相続人の数や相続財産・債務の金額等を入力すれば、基礎控除額などを自動計算の上、相続税の申告について、おおよその要否を判定してくれます。また相続税の申告要否の判定後に、「小規模宅地等の特例」や「配偶者の税額軽減(配偶者控除)」を適用した場合の税額計算のシミュレーションを行うことも出来ます。
相続税対策という言葉をよく耳にしますが、早めに対策するためにも、我が家の状況(相続税がかかるか否か)を把握しておきたいものですね。ぜひ一度、サイトをのぞいてみてください。
【参考】国税庁 相続税の申告要否判定コーナー:
https://www.keisan.nta.go.jp/sozoku/yohihantei/top#bsctrl (青山)