◆個人年金保険の受け取り方と税金
今日は、最近お問合せが増えている「個人年金保険」について、押さえておきたいポイントを確認しましょう。
◆受け取り方法は2種類
個人年金保険の受け取り方法には、一括受取(一時金)と、分割受取(年金方式)の2つがあります。
一般的に、受取総額は分割受取の方が多くなります。
◆税金の扱いには違いあり
年金を受け取る際の税金は、どちらも所得税の対象になりますが、課税方法は受け取り方により異なります。
一括受取の場合(一時所得)、受取金額から支払保険料の総額を引き、さらに50万円の特別控除額を差し引いた残額の2分の1が課税対象となります(ほかに一時所得がない場合)。
これに対し、年金方式の場合は雑所得となり、毎年の受取額に対して所得税が課税されます。
契約者と受取人が異なる場合は、贈与税の対象となりますのでご注意ください。
◆社会保険料の影響も考えて
年金方式で受け取ると所得が増えるため、医療・介護保険料の負担が増えたり、高額療養費制度の自己負担限度額が引き上げられる可能性があります。
個人年金の受け取りは、老後のライフプランにも直結する大切な選択です。税制や社会保険料の影響も踏まえ、ご自身に合った方法を選んで頂きたいと思います。(青山雅恵)
