◆資産運用の考え方~知ってますか?ポートフォリオ
新NISA が始まって2年が経ちました。この機会をきっかけに資産運用を始められた方も多いのではないでしょうか。
一方で、筆者の周りでは「投資信託や株式など、選択肢が多すぎて決められない」「気になるけれど、なかなか一歩が踏み出せない」といった声も聞こえてきます。
「運用って減るリスクもあるよね?」…そんな不安を抱える方も少なくありません。
そこで今回は、リスクを抑えながら安定した運用を目指すための基本、ポートフォリオの考え方をご紹介します。
◆ポートフォリオとは?
ポートフォリオとは、資産の組み合わせ(資産構成割合)のこと。運用対象として株式、公社債、短期金融商品などをどの割合で持つかを考えることが運用の第一歩です。
大切なのは「動きの異なるものを組み合わせること」です。
資産運用には「卵は一つのカゴに盛るな」ということわざがあります。ひとつのカゴにすべての卵を盛ると、そのカゴを落とした場合には全部の卵が割れてしまうかもしれないけれど、 複数のカゴに分けておけば、一つを落としても他のカゴの卵は影響を受けずにすみます。これは、値動きの異なる資産に分散投資することで、全体のリスクを抑え、安定的な運用成果を目指す考え方そのものといえます。
◆プロはどうしている?GPIFの資産構成
日本の年金積立金を運用する GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人) は、世界最大級の機関投資家です。GPIF は安定的な収益を得るために、長期分散投資を基本方針として運用を行っています。
現在の資産構成割合は、国内株式25%、外国株式25%、国内債券25%、外国債券25%。国内・国外、株式・債券をバランスよく組み合わせ、シンプルで分かり易いポートフォリオで運用しています。
◆迷ったときは「プロの考え方」も参考に
資産運用には様々な考え方があり、「正解」はありません。大切なのは、自分が納得できる形で運用を続けられることです。
ただ、迷ったときには、こういった「プロ」の考え方を参考にしてみるのも一つの方法ではな いでしょうか。
(岩渕実香)
