◆確定申告のすすめ
今年も確定申告の季節がやってきました。
所得税は、前年(2025年1月1日〜12月31日)の所得を対象に、**2026年2月16日(月)〜3月16日(月)**の期間で申告・納税する制度です。
「自分には関係ない」と思っている方も、是非一度チェックしてみてください。最近はスマートフォンでの手続きもずいぶん簡単になりました。
◆会社員・公務員の方
勤務先で年末調整が済んでいれば、原則確定申告は不要です。ただし、申告することで税金が戻る(還付される)場合があります。特に、昨年の1年間にライフステージに変化があった場合は要チェックです。所得税や住民税は、本人だけではなく家族の状況によっても変わります。
◆医療費控除は見逃しがち
皆さんがこれからできる可能性の高いのは、医療費控除です。医療費控除は「10万円」に満たなくても対象になる場合があります。還付請求は期限前から行えます。今年分に限らず5年間は手続きが可能です。
◆住宅ローン控除の初年度の方
住宅ローン控除は、初年度のみ確定申告が必要です。2年目以降は年末調整可能です。
<確定申告が必要になるケース>
以下に該当する場合は、確定申告が必要です。
・ 源泉徴収票が2枚以上ある方
・本業とは別に副業があり、副業収入が20万円を超える場合
◆所得税と住民税の違い
最後に、所得税と住民税の違いについて説明します。
(詳しくは、お住まいの市や区のHPをご覧ください)
①所得税は超過累進課税ですが、住民税は均等割がある。
住民税の均等割(例):市民税3,000円+県民税1,000円+森林環境税1,000円=合計5,000円
他方、所得割は課税対象に対して一律10%です。
②所得控除額が異なる
基礎控除は、所得税では最大95万円ですが住民税では43万円です。配偶者控除や扶養控除も、所得税38万円に対し、住民税33万円などになっています。
確定申告は、知っていてこそ申請できる制度も多いです。気になる点があった方は調べてみて下さい。(鵜澤孝子)
