◆住まいの損害保険、見直していますか?

親御さんが介護施設へ入所して自宅が空き家になったり、二拠点生活で住まいが複数あるような場合に、意外と見落とされがちなのが 「火災保険の取り扱い」 です。

「今まで掛けていたのだから、このままでいい」と勘違いしていると、保障されないこともあります。住まいの状況が変わったときには、必ず加入している保険会社へ連絡しましょう。

◆生活拠点が変わると、保険の扱いも変わります

・入院の場合

 自宅へ戻る前提であれば、生活拠点は自宅のままなので変更不要です。

・介護施設へ入所する場合

 生活拠点が施設へ移るため、火災保険の扱いが変わる可能性があります。継続できるかどうか、保険会社へ確認しましょう。「家族や不動産業者、ご近所の方が週1回見回りをする」などの条件付きで継続できる場合もあります。一方で、「生活拠点でなければ解約」となる場合もあります

◆二拠点生活の場合も要注意

普段生活していない住まいについては、「見回り管理を誰が行うのか」を証明する書類が必要になることがあります。加入時だけでなく、状況が変わったときにも必ず保険会社へ相談してください。

実例ですが、「施設入所中の空き家が隣家のもらい火で被害を受けたものの、生活拠点ではない扱いとなり、保険金も保険料返還も受けられなかった」ということもあります。

◆火災保険は「建物」と「家財」は別契約

建物だけ加入していて、家財保険に入っていない方も多く見られます 。家財保険は「世帯主の年齢」や「家族人数」で保険金額が決まることが一般的 です。子どもの独立や同居人数に変化があれば、契約内容の見直しが必要です。

◆もう 一度、ご自宅やご実家の火災保険を確認してみましょう

住まいの状況は変わりやすいものです。「気づいたら保障されない状態だった…」ということがないよう、ぜひこの機会にチェックしてみてください。

(鈴木志のぶ)