(2019年6月6日発行)

近所の小学一年生が、真新しい水着セットを持ち帰ってきました。梅雨入りが気になりますが、プール開きはもうすぐです。

◆「がんライフ教育」

先日FPの会のメンバー数名で「がんライフ教育」のセミナー・模擬授業に参加しました。「がんライフ教育」は、子どもたち(小学生~大学生)を対象とした出張授業です。「家族や周囲の人ががんになった時に、子どもの自分も患者をサポートする」ために、がんやがん患者の気持ち、がんを通して見えてくる「お金」の悩みとそのサポート制度等について学びます。そして自分に何ができるのかを考え、(宿題で)家族で話し合うそうです。学校では教えてくれない「お金」の話をこのような機会に知れることは、子どもにとってもいいことだと思いました。

◆「がんライフ教育」を受けて

「がんライフ教育」を受講してもう一つ強く感じたのは、「病気になった時に助けとなる制度や保障について知っていること」の大切さです。知識は邪魔になりません。いざというとき冷静に対応するためにも、日頃から情報収集し、正しい知識を身につけたいものです。

◆「病気になった時の保障」の確認を

日本は医療保障が充実した国です。健康保険証を持って医療機関を受診すれば、基本的に3割までの自己負担で医療が受けられます。医療費が高額になっても「高額療養費制度」があり、負担が抑えられます。
まずは、お手元の保険証を今一度確認してみてください。サラリーマンの方は、所属健保組合のHPをチェックしてみてください。いざ病気になった時に活用できる制度を、ご家族と一緒に確認してみることをお勧めします。FPの会では、「病気になった時の保障~医療費に備える」講座をご用意しています。治療と仕事の両立についても考えることが出来ます。ぜひ受講してくださいね。 (青山)