(2024年1月5 日発行)

新しい年が始まりました。

まずは、能登半島地震で亡くなられた皆様のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

当メルマガでは、今年も皆様の暮らしにちょっと役立つような情報をお届けして参ります。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

自宅が被害を受けた時、少しでも早く片付けに取り掛かりたいと思うことでしょう。でも、必ず忘れずにしておきたい大切なことがあります。「自宅の被害状況を記録(撮影)すること」です。今日は、「被災した時に行うこと」として、罹災証明書の申請と、写真撮影についてお伝えします。

◆各種支援に必須の「罹災証明書」を申請しよう

住まいに損害を受けると、精神的にも経済的にも大きなダメージとなりますが、その中で生活を立て直さなければなりません。被災者が生活再建を進められるよう、被災者生活再建支援金をはじめ、様々な公的支援がありますが、公的支援を申請するために必ず必要になるのが「罹災証明書」です。

罹災証明書は、各市町村で交付してもらえます。申請すると、職員による住宅の被害認定調査が行われ、調査結果に基づき、後日罹災証明書が交付されます。

罹災証明書には、次のものが必要です。

・申請書

・本人確認書類(運転免許証やマイナンバーカード等)

・自宅の被害状況が分かる写真

◆写真の撮り方で支援金額が変わる?!

写真を撮るポイント

罹災証明書には、「全壊」等の被害の認定基準があります。支援金額はこの認定基準により違ってきますので、適切な認定基準で証明してもらうことが大切です。

そのためにも、写真は片づけを始める前に、被災状況がきちんとわかるように撮影しましょう。撮影のポイントは以下の通りです。

・自宅の外の様子が分かるように、なるべく4方向から撮る

・浸水した場合は、浸水の深さもわかるように撮る(近くに人が立った状態で撮るなど、比較対象があると分かりやすい)

・屋外設備(エアコンの室外機や配管)や屋外に置いている物(自動車、物置等)も撮る

いざという時「うっかり忘れた」とならないように、ぜひ頭の隅に入れていただけると幸いです。(青山)

◆無料オンラインセミナーは引き続きお申込み受付中です◆

1月、2月の無料オンラインセミナーは、引き続きお申込みを受け付けています。申し込みに関するお問合せ、または申し込み後の変更のご連絡は、弊会HPのお問合せフォームよりお知らせください。

<講座概要>

◆テーマ:もっと知りたい私たちの共済

日時:2024年1月23日(火)20:00~

講師:紅谷秋恵(当会メンバー)

◆テーマ:元気な時に考えておきたいエンディング

日時:2024年2月13日(火)10:30~

講師:岡直江(当会メンバー)

◆テーマ:元気な時に考えておきたいお葬式

日時:2024年2月18 日(日)10:30~

講師:山田富美子(当会メンバー)

(全て定員40名、参加費無料)

<お申込みはこちらから>

https://forms.gle/zRq8MdcmfuPdwV2G7