(2022年6月2日発行)

6月になりました。今年の梅雨入りは例年より遅くなるようですが、日に日に蒸し暑さを感じるようになっています。身体が暑さに適応しきれていない今は熱中症にもかかりやすいそうです。どうぞお気を付けください。

◆物価高の今こそ家計の見直し~携帯電話を見直してみませんか

物価高騰が止まりません。特にこの6月以降は、加工食品、調味料、飲料等の値上げが幅広く予定されており、私たちの家計に影響が及ぶのは必至です。

そこで、今日は家計の見直しの一つとして携帯電話代に着目することをご提案します。

◆家計の見直しの基本は「固定費」の見直しから

家計を見直すときにまず行いたいのが「固定費」の見直しです。固定費は、保険料や住宅費、光熱費、通信費等の毎月必ずかかる支出です。毎月自動的に銀行口座から引き落とされるため、日頃はあまり意識しない方も多いようです。

この固定費の中で見直したい項目トップ3に挙げられるのが、保険料、住宅費(住宅ローン)、通信費です。

◆携帯電話を見直して無駄な支出を減らす

通信費の見直しの方法の一つに、本日のテーマである「携帯電話の見直し」があります。現在使用している(格安でない)携帯電話を格安携帯電話に切り替えるのは、多少手間がかかりますが、家計への効果はかなり大きいです。筆者も昨年家族の携帯電話を見直しました。4人家族で各々携帯電話を保有していますが、見直しにより毎月の携帯電話料金が1万円近く安くなりました。(年間にすると10万円超です)。今のところ契約変更による不都合はありません。まだの方はご検討をお勧め致します。

今の契約内容を見直して無駄をなくすことも大切です。使っていないアプリやオプションサービスの料金が何年も引き落とされている、ということはありませんか?実は、わが家にもありました。以前携帯電話の機種変更をした時に「〇か月間利用料無料なので是非!後ですぐ解約できますから」と担当者に強く勧められ、優遇サービスのあるアプリに加入してしまったのですが、すっかり解約するのを忘れており、毎月使いもしないのに使用料(約600円)が数年にわたって引き落とされていました。

通信サービスの契約内容や利用料金は消費者自身にも確認する責任があるため、このような場合の返金はまず困難です(我が家もこの数万円は勉強代としました)皆さんもこの機会に、請求書の通話料金・パケット通信料・オプション料等の明細をチェックしてみてください。

総務省の「携帯電話ポータルサイト」には、料金プランの見直し方法や端末選びのポイント等、様々な情報が掲載されています。動画もあります。ぜひ一度覗いてみてください。

【携帯電話ポータルサイト】https://www.soumu.go.jp/menu_seisaku/ictseisaku/keitai_portal/index.html】 当会の「サステイナブルな家計」講座が今年も人気です。こちらも是非受講してくださいね。(青山)